限られた空間を再配分するためです。自分の家族にはこんなスペースが欲しいという家族ならではの考えがあるはずです。夫の書斎、妻の部屋、ピアノ室、すこしでも広いリビングルームなど、そんなこだわりの空間は既製の間取りでは用意されていないのです。そのために子供部屋を小さくしたり、いろいろなアイデアを出しながらスペースを改めてつくりだし振り分けていくわけです。親の意志で家族の暮らしに合った間取りにつくり変えることは直感的に把握できるため、子供でも理解しやすいのです。
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既存の空間を分け与えただけでは空間の割譲に過ぎず、親の思い入れは伝わりません。子供が部屋を欲しがる年齢になったのならば、家族全員で考え、改めて部屋をつくるという気概を持ちましょう。そうすれば、子供は「部屋は親が分け与えてくれたもの」と感じてくれるはずです。狭くても日が当たらなくても、親の強い意志が働いた間取りなら間違いなく子供は素直に従うはずです。たくさんの事例と経験から私はそう信じています。
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